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2019/12/12 サンフランシスコ
AGU2019に参加した際の写真です。私のポスターをRoi Granot(中央)が見に来てくれたことは驚きでした。彼は、地磁気逆転が発生しなかった特異な時代である白亜紀スーパークロン(約1億2000万年〜8400万年前)の相対的な地磁気強度を、海底近傍で観測した大西洋の海洋磁気異常から復元するという画期的な成果を発表した人物です(Granot et al., 2012, Nature Geoscience)。無名の博士課程の学生である私のポスターを見ていただけるのはとても光栄なことでした。おそらく、私の発表内容が約3000万年前の相対的な地磁気強度をエチオピアの陸上溶岩から復元した結果であったために興味を持っていただけたのだと思います。さらに、ポスター内容だけでなく、白亜紀スーパークロンの絶対的な地磁気強度を復元するためにはどうするべきか?という私の問題意識を述べると興味を持っていただけて、フランクな議論ができました。同期の福與直人君が撮影してくれました。
2020/02/24 エチオピア
アフリカ・アラビア巨大火成岩岩石区(LIP)に所属するKessemセクションにて野外調査を行った時の写真です。40Ar/39Ar年代データによると、約1000万年〜300万年にかけて噴出して積み重なった溶岩台地です(Ukstins et al., 2002, EPSL)。調査隊メンバー全員で10枚ほどの溶岩からサンプルを採取しました。調査隊のリーダーである国立科学博物館の佐野貴司さんに撮影していただきました。
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